GMOのレンタルサーバーにも独自SSL無料化の動き
昨年(2017年)、個人汎用向けのレンタルサーバの独自SSL無料化の流れがありました。当時、GMOのレンタルサーバー「iCLUSTA+(アイクラスタプラス)」は、独自SSLの無料サービスは実施していなかった記憶しています。
で、現在確認してみると・・・。
最安プランの「ミニ」からすべて、「独自SSL:無料」が機能として明記されていますね(2018年7月確認)。
おおっ!ということで詳しくは独自SSL無料の内容を確認してみると。
認証サインの付くグローバールサインのSSL認証を得るのはやはり有料となりますが、アルファSSLを独自SSLとして利用するのは、無料という説明になっています。
アルファSSLとは?
そこで、「アルファSSL」何なの?という話になりますが。
アルファSSLは、株式会社トリトンが専門に取り扱うSSLサービスで2007年に誕生。
この株式会社トリトンは、グローバルサインの傘下の会社になっていて、「アルファSSL」は、グローバルサインのセカンドブランドといくことです。
つまり、信頼性のあるグローバルサイン(Groval Sign)の関係の会社のSSLということで、信頼性も問題なさそうということですね。
一応、アルファSSLの公式な能書きは「低価格でハイクオリティなSSLサーバ証明書を提供」ということになっています。
説明では、ちゃんとこのように緑の保護マークが表示されるようです。
要は、他のレンタルサーバーの無料独自SSLサービスと同様、保護シールは無いけれど、最低限SSLの保護機能は使えますよ、ということですね。
実際に独自SSLを無料利用する流れ
GMOのレンタルサーバーで無料独自SSLを利用するには、利用者側から申請手続きをしなければなりません。GMOのレンタルサーバーのアカウントマネージャーにログインして、ドメインのオプション設定を開きます(【各種手続き】→【サービスに関する手続き】→【オプション申込み】→【対象サービスの選択】)。
オプションの追加リストをみてみると、たしかに無料のアルファSSLの設定項目がありますね。
この【アルファSSL】をチェックして、料金計算ボタンを押して次に進みます(料金は当然0円ですが)。
申込の項目を入力して、次のステップへと進みます。
オプション利用の約款などの確認手続きを経て、申し込み手続きが完了します。
※申し込みの完了画面
無料利用なので、「今回のお申込みにつきましては、料金が発生いたしません。」とありますね。
手続き完了後の状況もまた追記してみます。
【追記】
数日後に確認しましたが、GMOアカウントマネージャーの「お知らせ」にアルファSSLインストール完了のお知らせが入っていました。
https://~でサイトにアクセスするとプラウザ上部のURL欄に無事緑認証のマークがついていましたね。
鍵マークをクリックすると、こんな画面です。認証局は「GlobalSign nv-sa」となってますね。
なんか、サイトのグレードがあがったような気になります。SSL化による実益も当然ありますけどね。
GMOのCLOUD+サーバーを利用している方はぜひアルファSSLの手続きをしてみてください。
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