実際に使っているロリポップとX-SERVER(エックスサーバー)の比較

WEBレンタルサーバーどちらがおすすめ

なお、両レンタルサーバーの比較は、一般的によく使われていると思われる【lolipopのスタンダードプラン(月額500円)】と【X-SERVER X10プラン(月額1000円[1年契約])】との比較になります。

 

ロリポップとエックスサーバーで共通する便利な機能

 

独自ドメインの利用

独自ドメインの設定はどちらも簡単にできます。ムームードメインで取得したドメインをX-SERVERに紐づけるのも簡単です(ネームサーバーのアドレスを設定するだけなので当たり前ですが)。

独自SSLの無料利用

どちらも独自SSLに対応しています。両社ともサイトシールの付かない簡易的なレベルのSSL(ドメイン認証)ですが、無料で緑認証が付けれるのは大きいですね。

メールアカウントの作成

どちらのレンタルーサーバもほぼ無制限で独自ドメインのメールアカウントを管理画面から簡単に作成できます。転送設定などの機能もあります。

WordPress や EC-CUBE なのインストール

lolipopには簡易インストール機能があり、いちいち膨大なワードプレスやEC-CUBEのファイルをアップする必要はありません。名前などを入れて設定ボタンを押すだけでインストールできます。大量のアップロードでFTPが途中で止まってイライラという事態の繰り返しを回避できますね(笑)。

もちろん、X-SERVERにもこのWordPress や EC-CUBE の自動インストール機能があります。

 

管理画面

lolipop管理パネル

ロリポップの管理画面はこんな感じです。一見簡素ですが、慣れれば一通り何でもできる感じです。

 

XSERVER管理パネル

こちらが私が使用しているXSERVERの管理画面の一つです。綺麗にまとめられている感じはありますね。

 

 

 

X-SERVERにだけある便利機能

 

X-SERVERにだけある細かい機能は省いて実際に実感がある部分を記述します。

 

X-サーバーは、FTPアカウントをドメインごとに作成できる

ロリポップはFTPのアカウントが一つのため、サーバーに紐付けているドメインは、すべて一つのFTPアカウントで管理するということになります。これに対して、X-サーバーは、ドメインごとにFTPアカウントを任意に作成することが可能です。

一人ですべてのドメインを管理している分には問題ないのですが、ドメインごとに複数人でサイトを管理する場合には、管理権の分担で、他のドメインのサーバー領域(フォルダ階層)にはアクセスさせたくない状況があります。Xサーバーでは、ドメインごとにFTPアカウントを作成し、その担当者に伝えることでFTP権限の分担ができますので、必要がある場合には大変便利な機能となります。

 

なお、Lolipop XSERVERとも共用レンタルサーバーで他の人と共用で一つのサーバーを使用しています。共用の人数は両社とも非公開ですが、XSERVERは、サーバーのスペックのスペックを公開しています。

XSERVERのスペック仕様

管理パネルから、サーバーのスペックを確認するとこんな感じでした。

 

 

より高速なのはどちらか

 

レンタル料金はロリポップ500円とXサーバー(X10)1000円と倍違いますので、サーバのハード・スペック面から考えると、やはりX-サーバーの方が高いんでしょうね。PHPの実行を高速化する機能(FastPHP)やPHPプログラムのキャッシュ・高速化モジュール「OPcache」にも対応しています。

しかし、ロリポップの方も、重たいWordpressの高速化に配慮したら機能であるPHPモジュール化やサイトのキャッシュ機能が追加されています。

論より証拠ということで、Google Analyticsのサイトの速度で解析した結果です。

 

【lolipop スタンダードプランのサーバー速度検証】

サイト速度比較lolipop

サイト内容:WP記事サイト・写真6~10枚・プラグイン 多い

PV数 38,942(6月)

平均読み込み 8.19秒

サーバー平均応答速度  1.54秒

 

【Xサーバー(X10プラン)のサーバー速度検証】

サイト速度比較XSERVER

サイト内容:WP記事サイト:写真1~3枚 プラグイン少ない

PV数 1,718(6月)

平均読み込み 7.88秒

サーバー平均応答速度 0.6秒

 

lolipopの方は、圧倒的に重いサイトで、同サーバーに他にもWPサイト6個ほどある状況なのですが、意外とXSERVERとの読み込み速度ではそれほどの差が出なかったのですよね。コンテンツの更新ができず放置している月たった1718pvのサイト(他にサーバー内にWPサイト無し)でも読み込みの差がそれほどないのですね。

・平均リダイレクト時間は、Lolipop 0.21秒 / XSERVER 0.02秒とXSERVERが早いですが、これはLolipopのサイトでは手動でリダイレクト設定を多くかけている関係の差があるかもしれません。

・サーバーの平均応答時間は、Lolipop 1.54秒 /XSERVER 0.60秒 とXSERVERが倍早い数字です。

・ページの平均ダウンロード時間は、Lolipop 0.08秒 /XSERVER 0.04秒 と0.04秒XSERVERが早いです。。

 

ワードプレスなどのサーバに高負荷がかかるサイトの表示速度は、結局は、サイトのコンテンツの構成や量(重さ)と同時アクセス数などが関係してきますので、よほどのPVや同時アクセスを稼ぐようなサイトでないと両サーバーの違いはあまりでないのでは?と感じています。

あとは、使用するテーマ、プラグインやサイトの構成の見直しが重要になってきそうですね(私も見直したいのですが時間が・・・。)

 

結局、LolipopとXSERVERどちらがおすすめなのか?

 

性能面だけで比較するなら、月額料金が倍のXSERVERの方が若干高くおすすめです。ただし、サイトの規模によっては必要とされる性能とのコストとのバランスが違います。
私自身が個人的にブログとして運営してる月間4万PVほどのワードプレスのサイト(1日平均1300pvぐらい)は、ロリポップのスタンダードプラン(月額500円)で問題なく稼働できています。※WPのサイトを10以上持っていますが、9割はlolipopに置いています。

個人の趣味の範囲でブログを運営する場合、ジャンルやブロガーの腕があるにしろPV数を稼ぐのはなかなか難しいものです。費用対効果を考えれば、月間PV数が数万程度に収まるサイト運営なら、ロリポップの月額500円の方がお手軽でいいかな、とも思いますよ。

なお、Wordpressの運用だけを考えるなら、Wordpressに特化したXSERVER系列のwpXサーバーがX10プランとさほど料金が変わらず使えるので、WPだけをお考えならwpXのコスパが高いのは間違いないでしょうね。
気になった方は、公式サイトでサーバーの詳細を確認してみてください。

 

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