Google Adwords デバイスの分析

WEB広告を実施すると得られるデバイス情報

WEB広告の一番の目的は販促・売上(成約数)の向上にありますが、WEB広告をすることによって、業態の見込みターゲット層の情報を数字で得られるということがあります。

ターゲット層の情報を得ることで、先の販売戦略や販促をより効果的に行っていくことが可能になってきます。

Adword広告でも当然、広告が表示されたり、クリックした人の情報を得ることが可能です。今回はそのうちのデバイスの分析です。

デバイスとは、見込みのターゲット層が使用しているWEBネットワークデバイスのこと。簡単に言えば、PCやスマホとかタブレットなど何をよく使っているの?という話です。

 

顧客・ターゲットの使用デバイスを確認する方法

Adwordsでは、キャンペーン・広告グループ・広告のそれぞれの仕切りで利用デバイスの情報を確認できます。

デバイスを表示する方法は、簡単です。キャンペーンの管理パネルにて、【分割】を選択し、『デバイス』を選ぶと、各広告項目でのデバイス情報が表示されます。

上の画像の「古インターネットプラウザ搭載のモバイル端末」というのがスマホになります。iPhoneやアンドロイドなどを含めてのスマホ全般の項目になります。

少し話がそれますが、、【分割】というタブは、表示されている情報を、特定の項目で仕分けるという感じなんですね。最初のころは【分割】って何かわかりにくいですが、やはり使っていると覚えていく感じですね。

キャンペーン一覧画面でデバイスで【分割】するとキャンペーンごとのデバイス数や比率が、広告グループ画面でデバイスで【分割】するとグループごとでのデバイス情報を確認できます。

この数字を見ることによって、自社の広告を見ているターゲットはスマホ使用者が多いのか、PC利用者が多いのか?などを把握できます。

まあ、現状はスマホ社会が急激に進んでいますので、数字を見るまでもなくスマホ使用者が圧倒的に多くなってきている現状ですけどね。だた、実際の数字で確認することはやはり大事です。

 

デバイス情報を元にデバイスごとの単価を調整する

デバイス情報を得ることによって、それを広告に生かすという方法はいろいろとありますが、今回は、デバイスごとに単価の調整について記載しておきます。

デバイスごとに予算の比重の振り分けをしてみようという話です。

デバイスごとに予算比重は、キャンペーンの【設定】から行えます。

キャンペーンの管理画面から【設定】→【デバイス】と選択するとデバイスのリストが表示されます。「入札単価調整比」という項目がありますので、その列の「–」をクリックすると引き上げ率を入力する画面がポップアップします。後はこの入力欄に20%と書けば、今デバイスには+20%で入札に行きますよ、とか逆に「引き下げ率」を選んで20%と記載すると、このデバイスには入札単価を2割下げていきますよ!と調整できます。

具体的にどういう場合に使うの?という例ですが、女性のスマホ利用者に広告したい業種や、スマホでの即成約を狙っての広告では、スマホでの単価比重を上げて、PC利用者はそれほど重要ではないのならPCの単価比重を下げるといった使い方があります。

要は限られた予算を効果的に使うための細かな施策ですね。

比重を調整しなかった場合と、した場合とで比較データを取れば、効果測定もできますよ。

 

 

 

 

 

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