Google広告では来店コンバージョンが計測できる!

来店コンバージョン

WEB広告においても広告の実際の成果(コンバージョン)というものが経営者の方にとっては重視されます。

ECサイトでは、広告をクリックしたお客さんが実際に買い物をして使った金額まで把握できるので、コンバージョンの数字をかなり正確に知ることが出来ます。そのため広告の効果測定や費用対効果をみることも容易になっています。

ところが、来店サービス型のローカルビジネスにはおいては、このコンバージョンの測定が難しい現状があります。

広告を見てクリックした方のどれくらいが実際に店舗にお客さんとして来てくれたかを計測するのは難しいからです。

このようなローカルビジネスでのコンバージョン測定の方法として従来から、

  • クーポンなどによる来店計測
  • 特定のページへのアクセスを参考コンバージョンにする
  • 店舗への電話問い合わせをコンバージョンとする

といった方法があります。クーポンなどで返りを見る方法は、別途クーポンを出さないといけいないという欠点があります。参考コンバージョンでは、あくまで参考程度の数字しか把握できません。

電話問い合わせは、Googleは管理(解析)しているページからの電話利用を把握できることから、面白い機能だと思いますが、出張修理などお客さんからの電話が注文と一致するような場合は効果的ですが、通常の来店型店舗ではやはりコンバージョンとしては参考程度になります。

 

「やはり、店舗としては広告からの来店者数(数字)を見たい!」

というのが本音ですが、そんなことできないし・・・ってできる!?

実店舗への来店によるコンバージョンについて

Google adwords ヘルプ
https://support.google.com/adwords/answer/6100636

Googleは、モバイル端末利用者の位置情報もある程度把握できてしまっています。ということは、位置情報の精度にもよりますが、広告をクリックした方が実際に店舗にいったかどうかもGoogleは把握できるということです。

これはローカルビジネス広告者にとってはある意味夢のような機能になります。

現在のGoogle+の機能では、特定の店舗・エリアへのチェックイン機能がありますが、これはGoogleのアカウント利用者のみが対象となっていますし、そもそも来店者がかならずチェックインするかけではありません。

※↑2019年4月個人向けのGoogle+サービスは終了してしまいました。

しかし、そのようなGoogle+の機能とは関係なくGoogleはモバイル利用者がなんらかのGoogle関連サービスを利用すればその人は位置情報を把握して、来店コンバージョンとして計測することができます。

 

なお、補足しておくと、来店コンバージョンは、現在広告利用者のだれでもが利用できる機能ではなく、一定の条件を満たした一部のお客様が対象ということになっています。

【来店コンバージョンが利用できる条件】

  • Google My Businessでの店舗登録は必須
  • 一定の来店データが蓄積されている
  • Google広告を一定期間利用

 

***

話は少しずれますが、Googleという会社はWEB界においては凄まじい会社です。

Google検索だけではなく、WEB広告、GoogleMAP、無料WEB解析ツール、APIなどでWEB関連の仕事ではGoogleとは切っても切れない関係となっています。そしてこれらの機能が総合にデータを共有できるシステムになっていっています。

本題に戻りますが、GoogleがGoogleMapのシェア拡大や位置情報分析技術に力を入れていたことが、位置情報からのAdwords広告収益アップにもつなががっていくわけです。

 

Google検索では人々の興味関心の動向を把握でき、GoogleMapでは、人々の実際の位置情報を把握できるわけです。個人や会社が作ったWEBサイトも何らかのGoogleのツールを利用することがほぼ必須となっていますので、Googleは世界中のほぼすべてのサイトから情報を把握できるという立場に立っています。

Googleが本気になれば、「WEBへアクセスする特定の人」の会社名から生活パターン・興味関心などもすべて解析できるでしょう。まあ実際一般人の日常を本気で解析してもあまり意味はないですが。

有料にしてすぐに何か儲けようという立場ではなく、WEB界のあらゆる技術を支配し、覇権を確立していけば、おのずと商機にもつながっていくというものでしょうか。

なお、参考までにGoogle(親会社のalphabetの全体)の売り上げは、2015年~2016年では、4半期Q1で2兆越え(年間で8兆円越え)、売り上げの9割はWEB広告です。そして、従業員は、6万4115人ほど。そのほとんどがWEBエンジニアです。

来店コンバージョンの計測定義と来店CPAの考え方

※2021年1月に追記作成項

いろいろ変更もあるので、2021年の最新の情報を確認しておきます。

Google広告公式での「来店コンバージョン」の計測の仕組みとしては、下記記載があります。

”Google アカウントにログインし、アカウント設定でロケーション履歴を有効にしているユーザーが、店舗の広告を閲覧して操作します。”

来店コンバージョンについて – Google 広告 ヘルプ

つまり、広告をクリックした人全員のデータが取れるわけではなく、Googleにログインして位置情報をONにしているユーザーのみが計測対象・母体となるわけです。当たり前と言えば当たり前ですが。

では、実際にGoogleが計測できた来店データをそのまま表示しているのか?と言えば下記の記載があります。

広告をクリックまたは表示した後に来店したユーザーの人数に関する現在と過去のデータを使って、Google 広告で推定値が生成されます。推定結果は Google 広告のレポートで来店コンバージョンとして確認できます

つまり、計測できた生(実際)の来店データを基に分析して推定した来店数を来店コンバージョンとして表示しているということになります。

広告運用者がCPAの指針として来店コンバージョンを見る際に、計測実数がそのまま表示されるのなら、CPAは、別の閾値(しきいち)を用いて推定をしなければなりませんが、Googleの推定値が表示しているので、、ほぼほぼそのままの数字で来店のCPAを考えても問題ないということになりそうです。

 

 

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