Google広告に運用についての方法や疑問についてのTIPSです。
Google広告の運用歴は10年、年に2回あるGoogleの広告アドバイザーからに確認した内容なども含めてまとめていきます。
キャンペーンとグループ設定の基本
・キャンペーンは、「スマート」、「ローカル」、「検索」が主流
・スマートキャンペーンは、自動化して簡素化されている分、細かなキーワード設定などができず使いにくい。
・ローカル広告は、店舗来店型ビジネス向け。検索以外にGoogleマップ、Youtube、ディスプレイに広告が出る。
・ローカル広告は動画クリエイティブ設定が必須。
広告の作成
・最低3パターン以上の広告作成をGoogleが推奨
・レスポンシブル広告がGoogle推奨。
・レスポンシブル広告は見出しパターンをなるべく多く作成。似通った見出しは、Google内で自動的にグループ化され重複表示されないようになっている。
・動的広告の作成はグループの新規作成から。
キーワード設定関連
・キーワードの記載表記 “フレーズ一致”,[絶対一致]。
・絶対一致は、順番が入れ替わっても引っかかる。
キーワード設定 [AAA BBB]=[BBB AAA]。重複設定になるので最適化案から削除対象として表示される(2021.1)。
・絶対一致は、ひらがな=漢字でもひっかかる。
キーワード設定[AAA BBB]=[AAA(ひらがな) BBB(ひらがな)]
・定期的に、検索語句をチェックし、不要な語句を除外設定していく。
表示オプション関連
・広告表示オ分ションは基本すべてを設定(基本TIPS)
・住所表示オプションはGoogle My Businessと連動
・構造化スニペットの表示はリンクではないので、広告文の下部に肉付けできる。
・構造化スニペットの見出しは「タイプ」が幅広く審査に受かりやすい。
入札戦略関係
・Googleの推奨は一般的に「コンバージョン数の最大化」。
・キーワードの単価上限を決めたいなら「クリック数の最大化」+入札単価上限設定があるが、この方法ではGoogleのAIがCVへの最適化配信を学習しないという欠点があります(Googleの広告アソバイザーに確認した内容)。ある程度データが見えてきたら、「コンバージョン数の最大化」に切り替えるか、目標CPA(目標コンバージョン単価)に切り替える方が優れていると思われます。
一応、目標CPAでも目標単価を低くしておけば、入札単価上限の設定と同様の目的は達成できますの。
コンバージョン設定関係
・データの表示項目で「コンバージョン」「すべてのコンバージョン」は表示項目に追加しておく(※デフォルトでは非表示のため)。
・キャンペーンごとの限定したコンバージョンの設定は、自動入札の最適化の指標となるものを厳選して選ぶ。
・来店コンバージョンは、GoogleMyBusinessとの紐づけ(広告表示オプションで可能)が必須で、一定の広告運用と来店データの蓄積が条件で自動表示される。
オーディエンス
オーディエンスのモニタリングは、見れるオーディエンスデータが増えるだけなので、設定して損することはない。
広告の効果検証・費用対効果計測
Google広告を実施した場合、その効果・成果について検証が求められることがほとんどだと思います。
端的には、
使用予算÷コンバージョン数=コンバージョン単価(CPA)
を出して、そのCPAで費用対効果を考えます。
一度広告を実施すれば、特定のキーワード、設定でのコンバージョン率がわかりますので、このデータをもとに予算やエリアなどの変更の目安をキーワードプランナーなどで趣味レーションすることで広告実施の提案の資料にすることが可のです。
※CPAが取れない場合
来店型集客では、広告の返り・コンバージョンの可視化が難しい場合が多いです。売り上げ・来客数の昨対変動幅や電話の件数など関連CVから推察するなど間接的に効果を検証するしかない場合が多いです。
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