私が管理している店舗に6月からだと思いますが、Google広告の管理画面でコンバージョンに、「ローカルアクションコンバージョン(local action)」が記録されるようになっていました。
キャンペーン一覧画面では表示されず、広告グループ画面でのコンンバージョン表示で確認できます(CVが付いている場合ですが)。
この「ローカルアクションコンバージョン」は、名前の通りローカル・地点に関係するコンバージョンで具体的には、実店舗に関係するコンバージョンになります。
Googleの説明では、「広告と接触中または接触後のユーザーが、広告主様の物理的なビジネス拠点(実店舗など)に直接関係するアクションを完了した場合、ローカル コンバージョン アクションを達成と見なされます。」となっています。
実際には、広告をクリックした潜在顧客が、Googleマップで、
・店舗に電話をかけた場合
・店舗への行き方を調べた場合
・店舗のWEBサイトをクリックした場合
・店舗の場所の保存や共有ボタンがクリックされた場合(ローカル アクション – その他のエンゲージメント)
をコンバージョンとして自動記録するようです。
※前提として、広告主のビジネス店舗がGoogleMapに登録されていて、Google広告のアカウントと関連付けられている必要がありますが。
この「ローカルアクションコンバージョン」は、広告からの店舗への訪問である「来店コンバージョン」の中間的なコンバージョン指標として、一定の役割にはなりそうです。
しかし、こうして考えるとGoolgeマップで店舗の位置に移動した記録も計測できるので、来店コンバージョンも実は簡単に取れているということですね。ただ、広告から実際に店舗に訪問した人すべてがGoogleMAPを使っているわけではないし、スマホの位置情報を残すとは限らないところが難しい点でしょうか。Googleが持っている位置情報データとDSPなどが把握している位置情報の共有という難しい問題も残っているのかもしれません(位置情報の共有につき詳しく調べたわけではないですが)。
Google「ローカルコンバージョンアクション」
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