Google Adwords広告配信後にやるべきこと。

Google Adwordsでリスティング広告(検索広告)の配信を開始した後にするべきことがいくつかあります。

新聞や雑誌など印刷媒体などへの広告出稿では、広告原稿を作成して出稿すればそれで終わりですが、ネット広告では、広告作成後の広告の管理が非常に重要になってきます。

~ リスティング広告の管理で最低限やるべきこと。~

リスティング広告の目的は、広告をできるだけ多く表示させることでも、予算を使い切ることでもありません。あくまで、想定される顧客・ターゲットに広告を見てアクションをしていただくということです。

つまりいかに有効な広告表示やクリックがなされたか(質)が重要であって、何回表示されたとかクリック数(量)はあくまで結果的な数字にすぎません。

そのため、リスティング広告の実際の表示状況を確認しながら、広告のキーワード・上限単価などを調整していきます。この辺がリスティング広告管理の基本になります。

 

1 検索ワード(キーワード)の追加・削除

Google検索で効果的な広告表示がされるよう検索キーワードを適宜追加していきます。

アドワーズ管理パネルの広告グループ管理の【キーワード】タブからキーワードを追加したり削除したりしていきます。

adwords_キーワードの追加
検索キーワード追加のコツですが、入力欄に自分で語句を考えて入力していくよりも、右側に表示されるカテゴリの候補ワードを参照して、必要なキーワードをクリックして追加していくほうが効率的です。
なぜなら、右側のキーワード候補は、Googleアドワーズの広告表示アルゴリズムに設定されているキーワード語句になりますので、表示の適正化が期待できるからです。

Googleからのお知らせで追加ワードの推奨なども表示されますので、適宜ワードを追加するかどうか判断していきます。

2 検索語句(キーワード)の除外

こちらは、つい忘れがちになりますが、広告予算消化の質を高めるうえで重要な作業です。

ターゲットと関係の薄いワード検索での広告表示とクリックを防止するため、そういった検索ワードを除外していきます。

具体的には、実際に広告が表示クリックされた検索語句を確認して、その中か除外ワードを設定していきます。

adwords管理 ワード除外

キーワードタブ内の「検索語句」をクリックすると、実際に広告が表示された検索語句一覧が表示されます。そのリストの中から、不要の考えられるキーワードを選択(チェックボックスをチェック)して、【除外ワードとして追加】ボタンをクリックしましょう。

除外ワード選定の判断は業種や宣伝の規模などで当然変わってきますが、例えば「A市+業種キーワード」の宣伝で、商圏外の「B市+業種キーワード」で表示されいるようなら、後者は除外します。

除外語句を増やせば、当然広告の表示数は減少してきますが、広告の質・費用対効果を高めるためなので、何ら問題はありません。

3 キーワード単価の調整

広告配信を開始してしばらくすると、キーワードの管理画面で、設定したキーワードのでの広告表示状況をチェックできるようになります。

この際、キーワードのステータスが「First Page Bid を下回る First Page Bid の見積もり:¥328」といった表示になっているものがあると思います。

これは、キーワードに設定した上限単価が実際の広告表示単価に届かないため、広告が表示されていませんよ!という意味です。

キーワードの上限単価は、最初の設定で一律150円、200円などと設定していると思いますので、これを個別に変更していきます。

もちろん、必ず単価を引き上げないといけないわけではありません。広告予算との関係もありますし、高騰しているキーワードの単価にはあえて付いていかないという手法もありますし、クリックしてもらえればほぼ売り上げ・コンバージョンにつながるというのであれば、単価に食らいついていくかもしれません、この辺はWEBマーケティングの判断力が要求されます。WEB管理が専門の方は、部門の営業広報の責任者などと相談するのもいいでしょう。

 

とりあえず、基本的な3点をあげてみました。何かの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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