TrueView広告の概要
「TrueView(トゥルーヴュー)」というと、一般になじみが薄い言葉になりますが、Youtube動画へのインサート広告など、Googleが取り扱っている動画広告の名称で、WEB上の動画広告の代表的な媒体となります。
※youtubeの画面
このTrueView広告は、以下の2種類に分類されます。
●TrueView インストリーム動画広告
ユーザーが視聴しようとする動画の再生前や再生中、再生後に広告動画を再生させます。
再生される場所は、Youtubeの動画エリアやディスプレイネットワーク(GDN)上のパートナーサイトになります。
●TrueViewディスカバリー広告
Youtubeの動画検索の結果や関連動画一覧の中、ページ内の広告エリアなどに広告動画のサムネイルとテキストが表示されます。サムネイルをクリックすると、動画再生欄で広告が再生されます。
インストリーム動画広告は再生画面に直接自動再生されるのに対し、ディスカバリ―広告はサムネイルをクリックされてはじめて再生となります。
TrueView広告出稿の流れ
TrueView広告の出稿管理は、Googleのリスティング広告やディスプレイ広告と同様にGoogle Adwords(グーグルアドワーズ)の管理画面から行います。新規にキャンペーンを作成する際に広告のフォーマットで【動画】を選択することで作成できます。
TrueView広告のターゲット設定について
他のWEB広告同様に、配信地域の設定や関連キーワードの設定が可能です。
Youtubeにアップされている動画は、一定のキーワードでカテゴライズされていますので、設定したキーワードに関連した動画を視聴しているユーザーに広告を配信することが理論的には可能となっています。
TrueView広告の仕様について
基本的にYoutubeに流れる広告ですので、広告動画の仕様は、Youtubeにアップする動画の仕様に準ずることになります。一般的な動画フォーマットのh264で問題ないです。
動画の時間も基本的には制限がありません。ただし、後述する課金形式との関係や、他の動画広告との共通化、CM時間のなじみやすさの問題などから、実際の動画広告の長さは、15秒・30秒・60秒、1分以上の長尺CMの4種類に分かれるようです。
TrueView広告の料金(課金形式)
TrueViewインストリーム動画広告の課金は、CPV(Cost per View)が基本となります。つまり動画広告が視聴者に見られたら課金されるということです。
この視られたかどうかの基準は下記になります。
● 閲覧者が30 秒以上の動画広告を30秒視聴した場合。
つまり、60秒の動画広告であれば、動画再生後30秒経過の時点で課金されます。Youtubeでよくみるように広告開始5秒後にスキップボタンを押して動画広告をスキップした場合は課金されません。
サムネイルのクリックにより広告動画が再生されるTrueViewディスカバリー広告については、サムネイルのクリックにより課金が確定します。
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