おそらく誰も興味ないし、面白さもない話ですが、ちゃんと理解したいのので自分への備忘録。
Yahoo!スポンサードサーチの月間の広告使用料金をキャンペーンの管理画面の数字から記録していましたら、たまたま「月次ご利用明細」が作成されましたというメールに気付く。
月次ご利用明細は、【レポート】 → 【月次ご利用明細】で確認できます。
見てみると月間の料金の合計が記載された領収書のようになっていて便利かと思ったのですが・・・。
ご利用額がキャンペーン管理画面の月額利用額の数字と微妙に一致しない（数百円少ない）。
で、さらにそこに消費税が別途かかってご利用額合計が膨らんでいる。
あれ、消費税って入金の時、天引き（先引き）されていなかったっけ？」（←YDN入金でそうだったきがしますが、記憶は曖昧です。）
・・・
そこで、調べてみると、レポートに【取引明細】のタブがありますが、見てみると数字的には【月次ご利用明細】と一致していますが、税込み・税抜きでなんかわかりにくい。
そもそもクリック課金の課金額は税抜きなのか？後から消費税を足しているのか？これは結構重要なことですよね。
例えば、予算3万で、キャンペーン管理画面を見ながら29,900円使用で広告を停止したら、後から消費税がかかって3万円の予算オーバーとか・・・（Yahoo広告あるある）。
消費税は「見込み消費税」として入金額から事前に分離されている。
利用料金と消費税の関係につき、Yahoo!のヘルプを確認すると、
クリック消化時
表示された広告に対してクリックが発生した場合、クリック料金はアカウント残高から、消費税は見込み消費税から差し引かれます。
もともと「見込み消費税」という制度で入金額（銀行振り込み）から消費税を控除しているようです。ただしあくまで見込みなので実際に入金額から引いているわけではなく別途プールしている状態なのがポイント。実際の広告利用料金を請求する際に、クリック料金は「見込み消費税が差し引かれたアカウント残額」から、そのクリック料金にかかる消費税は、見込み消費税から差し引くという手続きになっているようです。
この見込み消費税によって広告利用額に消費税を足すとアカウント料金を超えてしまうということはおきませんが、利用者からするとちょっとわかりにくいですね。
ちなみに税込入金額から実際に利用できる広告課金予算の計算は、
入金額÷1.08（消費税8％）で出ます。
予算10万なら 100,000円 ÷ 1.08 = 92,592円（←これが実際に広告で利用できる金額）
残りの疑問の、金額は一致しない点は、現在Yahooプロモーション広告の送信フォームから、質問しています。
キャンペーン管理画面で利用コスト月額と月次利用明細の利用額が一致しない点について
※Yahoo!プロモーション広告サポートセンターから問い合わせへの返答がきましたので、この項目を追記
午前中に問い合わせ送信をして夕方にメールでの回答が来ていました。
発生している日がございました。キャンペーンの1日の予算は、目安の金額であるため、広告掲載機会が多い日などに予算額をコストが超える場合がございますが、予算額の120%を超えるコストについてはお客様へ請求は行っておりません。
弊社にて確認したところ、月次ご利用明細と税抜き金額と広告管理ツールの
合計コストの差額は、予算額の120%を超えるコストによりお客様へ請求していない分でした。
金額が一致しなかったポイントは、
「広告掲載機会が多い日などに予算額をコストが超える場合がございますが、予算額の120%を超えるコストについてはお客様へ請求は行っておりません。」
つまり、日額の予算上限を設定している場合、その上限値の120％超過分は請求されないということです。例えば、1日当たり1,000円を上限としていて、その日のコストが1,300円となった場合は120％の1,200円は広告主に請求されるが、残りの100円はYahoo!持ちということです。予算上限の設定の意味から考えれば、超過が許容できる（広告主に請求できる）上限として120％までという線引きを設定したのでしょう。このような線引きのシステムは広告主からすれば合理的と思えます。
とりあえず、金額の疑問がすっきり解決してよかったです。
クライアントから「なんで金額が違うんですか？」って聞かれて、「なんででしょう？私にもわかりません・・・」じゃまずいですもんね。しっかし、広告の管理はいろいろとややこしいことが多いですね。周りからは全く理解されていませんが(^^;。
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