昔に取ったDVカメラからの映像をPCに取り込もうとしたら、新しく付けたHD/DVカメラからはなぜかうまくいかない。
miniDVカセットをビデオカメラで再生して、iLinkケーブルでPCに繋いでのPremiereでの取り込みです。
Premiereのキャプチャ画面を開いても「デバイスがオフラインです」と表示されて全く再生できない。
まず前提として、
・PremiereでのDV取り込みの設定はちゃんとしてある。
・ビデオカメラ側の再生設定設定として、DV再生/iLink DV 出力の設定はOK
・PCのOSは、Windows7
・ビデオカメラは、Canon HV20
・以前、SonyのFX-7からのiLink取り込みは問題なくできていた。
です。
で、色々調べていくと、WIndows7のiLink規格認識の不具合という問題がみつかりました。
iLinkには、古いa規格とb規格があり、ほとんどのDV取り込みはa規格ですが、Windows7は、新しいb規格を前提のドライバを標準としているため、なんらかの不具合が生じやすい、というものです。
この解決策として、iLink1394用のドライバを古いもの(legacy)に戻すという方法です。一見難しそうですが、もともとlegacyドライバもwindowsに準備されていたようで、デバイスのドライバの変更からあっさりドライバの変更はできました。
よし、これでDV映像が取り込めるぞ!
と思ってPremiereのキャプチャ画面を開くも・・・、やっぱりデバイスがオフラインのまま・・・(´・ω・`)。
うーん、これは詰んだかな・・・。
もうちょいあがいてみることに・・・。
デバイスの一覧のところに、繋いだビデオカメラがイメージデバイスとして認識されていることに気づきました。
もしかして、これが邪魔してるのかな?
ビデオカメラ(HV-20)のデバイスを無効にしてみる。→ ・・・が、変化なし。
うーん、だめもとでドライバの更新・ → ・・・最新状態のドライバです。
くそー、ドライバの変更とできるのかな?! → ドライバを主導で変更・・・あれ。
ドライバをリストからの切り替えを選ぶと、今使っているドライバ以外に「Canon DV comander」というドライバがあるではありませんか・・・(*‘ω‘ *)。
てことで、当然切り替えて試してみると・・・。
キャプチャデバイスとして認識されました!(*’ω’*)
これで、DV映像の取り込みも普通にできるようになりました。
ビデオカメラがDV取り込みデバイスとして正常に認識されなかった原因は、ビデオカメラへ適用されたドライバ(windowsが自動で割り当てた)が間違っていたというこですね。
ということは、iLInkのドライバをlegacyにするのは必要なかったかもしれません。
一応、念のため補足しておきますが、同じくiLinkケーブルで、DV映像ではなくHDV映像を取り込む際には、iLinkのドライバを元の標準のものに戻した方がいいかもしれません。試してませんが。
【余談】頭の痛いミニDVC再生機問題】
ミニDV映像取り込めるようになりよかったのですが、ミニDV再生機器の入手問題は頭が痛いですね。今ある再生機が壊れたら、現状は、ヤフオクでmimiDVCを再生できる機器を落とすしかないようですしね。
需要があるんだから、ミニDVCの再生デッキを販売すればいいのに、販売を終了した古い規格だからと、一切再販売しないSONYやパナソニック他。20年ほど前はあれだけテレビCMで思い出を残して後で見ようみたいな宣伝してたくせに。再生機器が無ければ思い出の再生も不可能では?企業として責任は感じないのかな(‘ω’;)。
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